電子書籍 Kindle Fire HDを購入

電子書籍の誕生

電子書籍が誕生したのは、たぶん1990年代ごろだったと思います。
SONYのCD-ROMを使った「データディスクマン」や、NECのフロッピーディスクを使った「デジタルブックプレーヤー」などの電子書籍リーダーが発売されていました。
また、2004年にはPanasonicからΣBook(シグマブック)という電子書籍が発売されました。7.2インチの液晶2枚を備え、本のように見開きで読めるのが大きな特徴でした。

この頃は、新しいガジェットが発売されたなという程度で特に興味はありませんでした。読める書籍の数もあまり増えず、いつの間にか市場から消えてしまいました。

 

電子書籍元年

それから、時が流れて2010年にアップルからタブレット型のiPadが発売されました。i文庫HDというアプリケーションをインストールすると電子書籍を読めるようになっていました。しかも、本物の本のようにページをパラパラめくることができるのです。

翌2011年にiPad2が発売になりましたので、私はiPad2を購入しました。そして、i文庫HDをインストールして「青空文庫」という著作権保護期間の切れた書籍を無料で読めました。

これからは電子書籍の時代になると思いました。しかし、当時は電子書籍コンテンツはほとんど発売になりませんでしたので、また一時的なブームで終わってしまうのかと少々残念な気持ちになっていました。

 

キンドルの上陸

私は、専門書やビジネス書などをアマゾンでよく購入していました。そのアマゾンの電子書籍リーダーのキンドルが、2012年10月に国内に参入しました。アマゾンは、電子書籍の種類が豊富でKindle版書籍は紙の本に比べて少々安く購入できました。
アマゾンで電子書籍を購入できるのはとても便利です。私は、2012年11月26日に第2世代の「Kindle Fire HD 32GB タブレット」の購入予約をしました。発売日は、2012年12月19日です。

 

Kindle Fire HDを購入

Kindle Fire HD には、充電器が付属していないので別売りの「急速充電器」を追加購入。液晶を保護するために「スクリーンプロテクターフィルム」、タッチペンの「インスクライブスタイラス」、本体を保護するための「Fire HD スタンド型レザーカバー」を購入しました。このレザーカバーは、Kindle Fire HD 専用にAmazonが設計した最も薄い最軽量の保護カバーで、カバーを開閉するだけで端末が起動・スリープする優れものです。
初めての電子書籍リーダーでしたので、合成皮革製の豪華で丈夫な「Kindle Fire HD専用ケースカバー」も購入しました。

 

購入品目 価格
Kindle Fire HD 32GB 19,800
PowerFast急速充電器 990
スクリーンプロテクターフィルム 2,099
インスクライブスタイラス 1,574
Fire HD スタンド型レザーカバー 4,499
Kindle Fire HD専用ケースカバー 3,990
=== 合計 === 32,952

 

アマゾン Kindle は素晴らしい

Kindle Fire HDの仕様を下記に示します。

機能 仕様
スクリーン 7インチ カラー高精細IPS液晶
解像度 1280×800 (216ppi)
容量 32GB
サイズ (高さ×幅×奥行) 193mm×137mm×10.3mm
重量 395g
ネットワーク デュアルバンド Wi-Fi
バッテリ 連続11時間
充電時間 4時間

Kindle Fire HD は、7インチのカラー高精細IPS液晶を採用して画面解像度は1280×800です。iPad2は、9.7インチで画面解像度 1024×768 ですのでiPad2よりきめ細かく見ることができます。タブレットのサイズは、A5サイズ(210mm×148mm)よりひと回り小さく、重量も395gと軽いのでとても使いやすい感じがします。
Wi-Fiを内蔵しており無線LANでネットワーク接続できます。

 

OSはAndroidをアマゾンが独自にカスタマイズしたもので、Androidに比べて操作が簡単になっています。残念ながら「Google Playストア」にはアクセスできませんので、Android用アプリケーションは入手することができません。しかし、アマゾンのアプリケーションストアから厳選されたアプリケーションを購入することができます。

辞書アプリケーションなども豊富で、使うかどうかわかりませんが次のような辞書を入れました。

  • ウィズダム英和・和英辞典
  • 新明解国語辞典
  • 大辞林
  • 三省堂国語辞典
  • 大辞泉
  • ディリーコンサイス英和・和英辞典

アプリケーションとして言葉を調べることができ、さらに電子書籍を読んでいる時に不明な言葉を長押しすると辞書を参照して意味を調べることもできます。辞書を何冊も持ち歩いている感覚です。

kindleHD アプリ・辞書

kindleHD アプリ・辞書

 

PCソフトでおなじみのCPU-Zがありましたので、使用しているCPUなど調べてみました。CPUは、ARM Cortex-A9 2 Core 1.20 GHzで動作しています。

kindleHD cpuz

kindleHD cpuz

 

Kindle版の本の購入は、メニューの「本」→「ストア」からアマゾンに接続してタッチするだけで決済してダウンロードすることができます。電子書籍の魅力は、欲しい本を見つけた時に即入手して読むことができることです。また、何冊もの本をひとつの電子書籍リーダーに入れて、読みたい本を読みたい時に読めることです。

 

リフローKindle版の書籍は、フォントサイズ・行間・余白などを変更できるので、老眼で小さな文字が見えにくい場合でも適切な文字の大きさで読むことができるのがうれしいです。

 

高音質ステレオスピーカーを内蔵しており、アマゾンからミュージックを購入して聞くことができます。なかなか良い音で聞けます。

kindleHD 音楽再生

kindleHD 音楽再生

また、ブラウザ(Silk)を内蔵しており、Webサイトを閲覧することもできます。ブラウザとして定番のChromeをダウンロードして使用することもできます。

kindleHD ブラウザ

kindleHD ブラウザ

Kindle Fire HDを購入してから、本をたくさん読むようになりました。
アマゾンの書籍タイトル数も増加したのでとても便利です。電子書籍化されていない本は、Kindle化リクエストするとKindle版が発売になる可能性もあります。

Kindle化リクエスト

Kindle化リクエスト