はじめに
2014年12月、電子書籍 Kindle Voyageを購入しました。
2台目の電子書籍 Kindleです。2012年12月にKindle Fire HDを購入してとても満足していました。
しかし、2014年9月17日にKindle Voyageが発表になってから、この新製品がすごく気になっていました。
- 解像度が300ppiの超高解像度e-inkディスプレイを採用
- 重量が180グラムで軽量である
- ページめくりボタンが付いている
- 1回の充電で数週間使用可能である
購入しようか迷いました。e-ink(電子インク)とはどんな使用感なのだろうか? e-inkなので、16階調のモノクロ表示となります。私の読む本はカラー図解などのないモノクロ表示で十分な本が多いので、そんなに問題にはなりません。
e-inkディスプレイを自分で体験してみないと、どんなものかわからないと考えて購入することにしました。
Kindle Voyageのモデル
電子書籍 Kindle Voyageは、4つのモデルから選択できます。
接続方法 | キャンペーン情報 | 価格 |
---|---|---|
Wi-Fi | 有り | ¥23,980 |
Wi-Fi | 無し | ¥25,980 |
Wi-Fi + 3G | 有り | ¥29,180 |
Wi-Fi + 3G | 無し | ¥31,180 |
キャンペーン情報とは、Amazonのヘルプによれば読書中には一切表示されないもので、邪魔にならないと説明されています。
キャンペーン情報について
キャンペーン情報付きモデルでは、 Kindle月替わりセールなどのお得なキャンペーン情報や 、おすすめの商品が端末に表示されます。キャンペーン情報はロック画面やライブラリ下部に表示され、読書中には一切表示されません。
ロック画面で、キャンペーン情報が表示されます。マイライブラリが並ぶトップ画面の下に「あなたへのオススメ」とKindle本ストアへ直行するリンクが表示されます。
私は、屋外でアマゾンに接続する使い方はしないので、3Gモデルは不要です。少しでも安い方が良いと考え、Wi-Fi接続のキャンペーン情報付きモデルとしました。
Kindle Voyageを購入
Kindle Voyageには、充電器が付属していないので別売りの「USB 充電器」を追加購入しました。ディスプレイを保護するために「反射防止フィルム」、本体を保護するための「Kindle Voyage用ORIGAMIカバー ブラック」を購入しました。さらに、持ち運ぶときのケースとして「封筒型マイクロファイバーケース」を購入しました。
購入品目 | 価格 |
---|---|
Kindle Voyage―Wi-Fi、キャンペーン情報付きモデル | ¥ 21,480 |
Amazon Kindle 5W USB 充電器 | ¥ 2,030 |
BUFFALO Kindle Voyage専用 反射防止フィルム | ¥ 1,350 |
Amazon Kindle Voyage用ORIGAMIカバー ブラック | ¥ 4,860 |
Kindle Voyage用 封筒型マイクロファイバーケース | ¥ 1,999 |
===合計=== | ¥ 31,719 |
ORIGAMIカバーは、AmazonがKindle Voyage専用に設計したスリムな保護カバーで、カバーを閉じると端末が自動的にスリープし、開くとスリープから解除する優れ物です。
また、ORIGAMI型カバーのデザインは折り込んで縦型スタンドにすることができ、本を持たずに読書ができる特長があります。カバーの表面は、3本の折り代が刻まれています。このカバーを開いて後ろ側で折り込むと縦型スタンドとなります。
封筒型マイクロファイバーケースは、Kindle Voyage用に特別設計されました。高品質なマイクロファイバー素材でKindle本体を傷や衝撃からしっかり保護してくれます。フェイクレザーのラベルを引くと本体が簡単に取り出せられます。
Kindle Voyageの仕様
Kindle Voyageの仕様を下記に示します。
項目 | 仕様 |
---|---|
ディスプレイ | Carta電子ペーパー技術採用6インチディスプレイ フォント最適化技術 16階調グレースケール |
内蔵ライト | LED 6個使用 – 明るさの自動調整機能付き |
ページ送り | タッチスクリーン ページめくりボタン |
解像度 | 300ppi |
サイズ (高さ×幅×奥行) | 162 mm x 115 mm x 7.6 mm |
重量 | 180グラム |
容量 | 4 GB (通常の本の場合数千冊保存可能) |
ネットワーク | Wi-Fi (802.11b、802.11g、802.11n) |
クラウド | Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能 |
バッテリー | ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で最長6週間利用可能。ワイヤレス接続およびライトの使用によって利用できる時間は異なります |
充電時間 | PCからUSB経由での充電で約4時間 |
重量は180gであり、Kindle Fire HDの半分以下の重量なので、持ち歩きは苦になりません。
e-inkディスプレイ
Kindle Voyageのディスプレイは、6インチの電子ペーパー技術を採用したe-inkディスプレイになっています。解像度が300ppiもあり文字が鮮明に表示されています。e-inkなので目に優しく、ほとんど紙の本と同じような感覚で見ることができます。
Kindle Voyageが届いたときにビックリしたのは、画面に簡単な操作説明が表示されていたことです。後で調べてわかったのですが、e-inkというのは表示している間は電力を消費せず、書き換えるタイミングで少量の電力を消費するそうです。低消費電力なので、1回の充電で数週間使用可能なわけです。
ページ操作センサー
ページ送りは、ディスプレイをタッチすると行えますが、もっと便利なページ操作センサーを使用することができます。ページ操作センサーは、液晶ディスプレイの表示部分の枠(ベゼル)の両端に搭載しています。青丸で示した縦棒のセンサーはページ送りで、緑丸で示した丸形のセンサーはページ戻しになっており、左右のどちらも同じ操作となるので、右手で持っても左手で持っても使用することができて便利です。センサーは、触れるだけでは反応はしません。軽く押し込む感覚で触れるとブルッと指先にかすかな振動を感じます。この直観的なページめくりボタンは、とても便利です。
Kindle Voyageのフォント
リフローKindle版の書籍は、フォントサイズ・行間・余白などを変更できるので、老眼で小さな文字が見えにくい場合でも適切な文字の大きさで読むことができるのがうれしいです。
表示設定では、ページの表示に関して「行間・余白・画面方向」を選択できます。
Kindle Voyageは、3種類のフォントを内蔵しており表示設定により切り替えることができます。
- 明朝体
- ゴシック体
- 筑紫明朝体
私は、筑紫明朝体のフォントが一番読みやすいと思います。
フォントのサイズは8種類あります。表示設定でフォントサイズを変更すると本のレイアウトが自動的に変更されます。
最後に
電子書籍 Kindle Voyageを購入して、とても満足しています。 e-ink電子ペーパーを採用しているので文字が読みやすく、ページ操作センサーにより快適な読書が実現できます。また、軽いので長時間の読書も可能です。
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