ソフトウェア開発の名著
2014年、社内でソフトウェア技術に関する勉強会を開催したいと考えて、名著を探すために本書を購入しました。気になる名著は何冊かありましたが、具体的な勉強会開催には至りませんでした。
君のために選んだ1冊
- 100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著
- デブサミ運営事務局,SEshop.com編集部
- 株式会社 翔泳社
- 2012年2月21日 初版第1刷発行
書籍の内容
「はじめに」に本書について書かれてました。
100人のプロフェッショナルのみなさんに、
→ 国内最大級の開発者カンファレンス Developers Summitの人気スピーカーを中心とした、その道の超プロのみなさんです。贈る相手を具体的に思い浮かべながら、
→ 職場の後輩の○○さん、とか、テスト担当の新任さん、に向けて、なかば、個人的なメッセージとして、書いていただきました。これはぜひ読んでほしい!という1冊を推薦してもらいました。
→ なので、同じ本が2度登場することもあります。また、邦訳版もあるけど原書との出会いを伝えたい、という場合も。素敵な本と出会うきっかけになれば、とても嬉しいです。
私の気になった書籍
興味深い本をたくさん紹介しています。若い頃に読んで感銘を受けた本も紹介されており、昔に読んで良かったなと思い返す書籍もありました。
ジェネレーティブ プログラマへの道
「ジェネレーティブプログラミング」(翔泳社 2008年)
ドメイン(ある問題空間の共通領域)を切り出し、分析し、これに特化したコンポーネント(ライブラリ)を作っていくことが大切である。
ソフトウェアの斬新的な改善・変容プロセスの古典
「リファクタリング プログラムの体質改善テクニック」(ピアソンエデュケーション 2000年)
リファクタリングは、「コードを動作する状態のまま、徐々により望ましい設計に変容させていくプロセス」です
コードを書くとき、どんなことを考えていますか?
「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」(翔泳社 2011年)
顧客にとって最も重要なドメインがどこかを見極め、そのドメインモデルに合わせてソフトウェアを作ること
入門書をひととおり読み終わって、もう少し本格的な本に挑戦してみたいと思っているあなたにおすすめします
引き出しを増やす努力は惜しむべきではない
「7つの言語 7つの世界」(オーム社 2011年)
プログラマの武器は何でしょうか?
・・・
プログラミング言語の本質を見極めて自分の技量とすることは、つまりその時代背景そのものを理解することなのです。
言語設計者の美意識
「言語設計者たちが考えること」(オライリー・ジャパン 2010年)
あなたが日々使っている言語も、誰かの美意識の反映なのです。その美意識を垣間見ることで、単なる言語ユーザーから、もう一歩進んだ「美」を意識できるプログラマにステップアップできるのではないかと思います。
人月の神話を理解しないでソフトウェア開発について語るな
「人月の神話」(ピアソンエデュケーション 2010年)
アジャイルソフトウェア開発において発見されたことの多くは実は既に、この人月の神話というエッセイにおいて議論されています。
10年のキャリアを生成する仕事の全体像
「達人プログラマー」(ピアソンエデュケーション 2000年)
ソフトウェアは建築と言うよりもガーデニングに近い。頭の中にある構想を具体的に動作するソフトウェアに変換するプログラミングとは、人と人とコンピュータをつなぐ有機的な活動なのだ。