WSL Ubuntu18.04に執筆支援システム Re:VIEWをインストール

WSL UbuntuにRe:VIEWをインストール

WSL UbuntuにRe:VIEWをインストール

WSL Ubuntu18.04にRe:VIEWをインストール

2019年1月、WSL Ubuntu18.04にRe:VIEWをインストールしました。使用したWindows10は、Windows 10 Home バージョン1803です。Ubuntuは、18.04.1です。

Windows10にWSL(Windows Subsystem for Linux) Ubuntu18.04環境をインストールして使用しています。

WSL : Windows で Ubuntu 18.04 LTS 環境 を設定する

Re:VIEW 執筆支援システムとは

Re:VIEWは、電子書籍向けの簡易なマークアップ言語で記述したテキストファイルをEPUBやPDFなどの形式に変換するツールセットです。

これまで、Windows10にRe:VIEW 2.5.0をインストールして2冊の電子書籍を書いてきました。

Windows10に Re:VIEW 執筆支援システムをインストールする方法

 

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新しいRe:VIEW3.0.0のリリース

2018年11月30日に新しいバージョンのRe:VIEW 3.0.0がリリースになりました。TeX関係など大きく変更になったらしいです。

Re:VIEW 2.5.0は使用中なので環境を残しながらRe:VIEW 3.0.0をインストールしたいと考えています。私は、Linux派ではなくどちらかというとWindowsを主に使用します。そこで、執筆作業はWindowsを中心とした環境にしたいと考えています。

異なるバージョンのRe:VIEWをWindows10に同居可能とする方法が不明です。そこで、Windows10にはRe:VIEW 2.5.0の環境を残して、WSL UbuntuにRe:VIEW 3.0.0をインストールすることにしました。動いているOSが異なるので、2つの環境を1台のPCに共存することができます。さらに、WSL UbuntuはWindowsのドライブをマウントできるので、原稿の執筆はWindowsで行ってEPUBのビルドをWSL Ubuntuで行えます。

Rubyのインストール

Re:VIEWをインストールするには、最初にRubyが必要です。まず、Rubyをインストールします。

Rubyのバージョンは、2.5.1でした。

TeXのインストール

PDF出力する場合は、TeXによりPDF変換するのでTeXが必要です。すでに、TeXLive2018をインストール済みなので、ここでは説明を割愛します。

(TeXLiveインストールを参照)

Re:VIEWのインストール

「gem install review」 コマンドで Re:VIEWをインストールします。

Re:VIEW 3.0.0のインストールが完了しました。

Re:VIEWのバージョンを確認します。

バージョンのまとめ

今回 Re:VIEWをインストールした環境のバージョンを示します。

モジュール バージョン
Linux Ubuntu 18.04.1 LTS
Ruby 2.5.1p57
TeX TeX 3.14159265 (TeX Live 2018)
Re:VIEW 3.0.0

Re:VIEWを使う

作業のディレクトリーを MyHome(/mnt/c/Users/pi/MyHome/U18.04)に移動します。このディレクトリーは、Windowsのディレクトリーです。

原稿作成

Re:VIEWの原稿を作成するためにreview-initコマンドでひな型を取得します。

treeコマンドで、sampleディレクトリーの内容を確認します。

原稿 sample.reは空(ファイルの内容は “= ” だけ)ですので、次のような原稿を書きます。原稿ファイルの文字コードは、UTF-8とします。

EPUB生成

rake epubコマンドで、EPUB文書を生成します。

warningが出ましたが、book.epub というEPUBファイルを生成しましたので、Microsoft EdgeでEPUBを確認します。

EPUBサンプル

PDF生成

rake pdfコマンドで、PDF文書を生成します。

warningが出ましたが、book.pdf というEPUBファイルを生成しましたので、Adobe Acrobat Reader DC でPDF文書を確認します。

Re:VIEW2.5.0とは少しPDFの形式が変わりましたね。

ワーニングの調査

このワーニングは、Re:VIEW動作というよりRubyが出しています。

WSLがPATHをアクセスするとき、Windowsドライブに対して権限過剰だと警告しているらしいです。

対処方法としては、下記の2つがあります。

  • 環境変数PATHにWindowsのパスを含めない
  • Rubyのオプションで警告を無視する

WSLは、Re:VIEWを使用するのが目的なので、WSLからWindowsコマンドを起動することは考えていません。そこで、前者の対策を行いました。

まず、現在のPATHを確認します。

/mnt/c/がたくさんありますね。

PATHから、/mnt/○を削除します。

修正後のPATHを確認します。

これでワーニングが発生しなくなったので、.bashrc に書いておきます。

まとめ

Windows10のWSL Ubuntu18.04環境にRe:VIEW 3.0.0をインストールしました。

Windowsに直接Re:VIEWをインストールするよりも、WSL Ubuntuにインストールした方が、indowsへの影響が最小限となり良いと思いました。

ボチボチとRe:VIEW 2.5.0の原稿を新しいRe:VIEW 3.0.0でビルドできるようにしてみたいと思います。